【BRAND FOCUS】PANDEMIXXX──革を縫う手が生む、一点物のストリート

· 山崎恭平(ONDO編集長) · コラム・考察
【BRAND FOCUS】PANDEMIXXX──革を縫う手が生む、一点物のストリート

Image by: PANDEMIXXX

ONDOが「これから来る」と見込むインディペンデントブランドを深掘りする連載「BRAND FOCUS」。第1回に選んだのは、皮革を軸に活動するデザインチーム・PANDEMIXXX(パンデミックス)だ。

デザイナー自身が縫う、という原点

PANDEMIXXXはアパレルを中心に活動するデザインチーム。特徴は、皮革を使ったオーダーメイド品と、デザイナー自身が縫製や加工まで手がけるリメイク品の製作にある。企画とデザインだけをして生産は外へ、という分業が当たり前の時代に、作り手の手が最後まで入るものづくりを貫いている。

レザーバケットバッグに見る「不良の上品さ」

公式ストアに並ぶLeather Bucket Bagは、このチームの美学が分かりやすく出た一品だ。端正なドローストリングのバケット型に、ファイヤーパターンのレザーアップリケを同色で忍ばせる。遠目にはミニマル、近づくと不穏——ストリートの記号をラグジュアリーの文法で語り直すバランス感覚は、大量生産のプロダクトからはまず出てこない。

「一点物」はサステナブルの最前線でもある

リメイクという手法は、既存の服や素材に二度目の人生を与える行為だ。トレンドの消費速度が問題視される今、デザイナーの手仕事による一点物は、最も贅沢で、最も無駄のない選択肢のひとつと言える。

大手セレクトの棚にはまだ並ばない。だからこそ、いま知っておく価値がある。動きがあり次第、ONDOで追いかけていく。

※掲載内容は公開時点の情報です。価格・発売日・在庫等の最新情報は、出典元および各ブランドの公式発表をご確認ください。

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